梅村マルティナさん

ドイツ人のマルティナさんは30年前に医学研究生として日本に来たそうです

医学博士号を取られたそうだけれど、今の本職は京都の大学で語学の先生をして

又、気仙沼で東北を元気にするための毛糸製品の製造販売会社を設立して

京都と気仙沼を行ったり来たりと忙しいのだそうです

 

先日、大阪で服飾、手芸のてづくりフェアに行ってみました

お目当ては針だったのですが、

そこでマルティナさんにお会いしました

私は「2年前にスヌードを編む時、マルティナさんは5本の棒針を紹介されていましたが

今お使いの輪針とどっちが使い良いですか?」と尋ねると

「輪針が編み易いです」と教えて下さった

会場で何か編んでいらっしゃいました

小柄で鼻が高いお顔立ちで、身に着けているニットはカラフルで

私のイメージするドイツ人はもっとシックと言うか地味な感じだったけれど

明るい色を着ておられた

会話はゆったりとされていて、自然な知性のある話し方で、

とても雰囲気が良かった

私は、5本セットの棒針は持っていましたが

マルティナさんが薦めてくれたから、輪針を購入して、さっそく編んでいます

確かに輪針が編み易い

今年は寒さ対策のレグウオーマーを編んでいます

 

 

 

 

ビゴさん

ビゴのフランスパンはほんとうに美味しい

そのビゴさんが17日に亡くなったそうだ

 

小麦粉と塩だけで作られたフランスパンは噛みしめると小麦粉そのものの味がする

これこそがパンの味だといつも思う

菓子パンではなくて、一番普通のフランスパンで、

私は中が少し柔らかいブールが好きだ

 

5年くらい前のこと、芦屋の本店でクリスマスの

シュトーレンとパネトーネを作る教室に行った

ビゴさん本人と何人かのお弟子さんが教えてくれた

フランス人はエスプリが好きだと言うけれど、

ビゴさんは頑張ってシャレを言ったりなさる

少し無理をしていて、その努力が少し嬉しくなった

シュートーレンもパネトーネもドライフルーツをお酒に漬けた特製のオリジナルで

思いっきり贅沢でそれはそれは美味しかった

生地を捏ねて焼いて、他に生地のままでも山ほどいっぱいお土産に頂いて

丁度その時タイランドから息子の友達が遊びに来ていたので

気前よくそれらをお土産に持たせた

 

フランスパンの神様と呼ばれ「現代の名工」に選ばれた

フランスでは勲章を受章された

その味はずっと続くことを願っています

 

ばななさん

小さな幸せ46こより

 

ばななさんの両親が亡くなったとき、

ふたりの友人に同じことを言われたと言う

「今はほんとうにつらいと思うけれど、

あるときから、亡くなった人と自分は共に生きているとわかるようになる

実感としてここにいると、思うようになる

自分の中にいるという感覚に近い

あまりにも今いっしょに、思い出とかではなくまさにここにいる感じがするから淋しくなくなる

時間がたてばたつほど、共に生きているということが

理屈ではなくわかるようになるものなんだ」

ばななさんは

「これはほんとうに体験しないとわからない類いの感覚に違いない」と思い、

そのまま胸にしまっておいた そうだ

 

 

「ひょんなことから、両親といつも通っていた西伊豆の旅館を訪ねることになった

もう5年くらい行っていなかった場所だった

もっともっと淋しい気持ちになるはずだった

それが

着いたとたんに海に山に温泉にそして宿や宿の人たちに

温かく迎えられているのを感じた

それに伴って両親が若いときの姿でいっしょににこにこと喜んでいる感じが

胸にせまってきた

それは私の上でもなく隣りでもない、胸の奥から両親の気配が

湧きだしてくるような感じなのだった

またここに来ることができたことを両親はとても喜んでいる、と確信できた

それは思い出の中の両親ではなかった。

私と共に生きている両親の魂みたいなものが、たった今喜びを伝えてきている、

そうとしかいえない感覚だった

思い過ごしの類いでもなく、そうであってほしいというものでもなく、

身体感覚として生々しく感じられた」

 

私も、亡くなった夫や父母の魂と共に生きている と思っています

 

死は生と地続き

13日の新聞に谷川俊太郎さんが語っています

 

<妻たち、そして友人たちを見送ってきた>

「ぼくは死は生と地続きだと思っているんです。

肉体は服を脱ぐように脱げるもので魂は生き続ける。

だから、妻や友人たちを思い出すということは、

彼らが、俗世間で生きているぼくたちとは違う形で生きているんだと思っているし、 

そう思いたいんですよ」

 

この感覚を 私も感じることができた時から

生活が日常を取り戻してきた、我に戻ったという感じです

魂は私の側にいつもいてくれる

それはとても心強い

 

 

 

100回目の夏

甲子園の全国高校野球大会は終わった

 

1点差で勝ち進んで来た無名だった金足農業高校

最後にとうとう大差で敗れた

勝戦に進出することさえ奇跡的と言われたチームだったと言うのに

よくぞ闘った

何か勢いがあった

「自分の持っている以上の力を応援が引き出してくれた」と

エースの吉田選手が話したと言う

51000人だったと言うこの日の観客は どのチームをも応援したことでしょう

私も、甲子園名物の”かちわり氷”を食べながら息子達と応援したことがあります

PL学園 桑田、清原の時代でした

暑さの中で選手も応援団も観客も異様な雰囲気があった

力の全てをかけて戦う選手は眩しくて、輝いていて

しみじみ"いいなぁ"って思う

本気で一生懸命になれることがとても良いことだと思う

 

 

昔は夏の甲子園が終わると少しずつ秋が来た

今はまだ暑いけれど、

台風が来る前の空を見たら何か少し空が高くなったような

ほんの少しだけ秋の気配を感じました

 

 

 

 

朝顔

朝いちばんの楽しみは朝顔を見ること

 

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勉強会の仲間から、「水だけでは育たない」と教えられて今年は肥料をやった

これまでは有機肥料にこだわった育て方をしてきたけれど

(手入れをしないで放って来た)

今年は化学肥料を使ってみた

ハイポネックスと言う青色の液体で

お蔭で 大きくてたくさんの花を付けました

 

庭は楽しいけれど、手入れは大変で

特に虫に刺されることを考えると億劫になってしまう

ミント水も使って見たけれど、やはり何か所かは蚊にやられる

ほんとに痒くてエジプシャンマジッククリームなど付けて色々手を尽くす

あの痒み 何とかならないものか!

 

偶然に 何の根拠もなかったけれど、微酸性次亜塩素酸水のアクアルファfを

腕や首、顔、足首などにスプレーしてから庭に行った

刺される箇所が減ったように感じた

日によっては全く刺されないこともある

それでもやられてしまった所にこのアクアルファfをスプレーしてみた

凄い効き目です

痒みが消えた

何しろ色々これまで試した中で一番効果がありました

 

除菌を目的に風邪やインフルエンザに罹らないよう喉にスプレーして使ってきた

その内歯磨きの後に口をすすぐようになった

そのお蔭か風邪を引かないようになった

鳥取県大山町のアバリスと言う会社で作っている

たまたま、或る所で紹介してもらった

ノロウイルスはアルコールでは除菌ができないことから

ハイターを使ったりするけれど

安心して使うことができるアクアルファが良いと教えてもらった

 

除菌力が強くて 化学薬品や塩酸等含まず 安心して使うことができる

3Lで2517円ですが半年以上使います

虫刺されに効果があるなんて意外な発見でした

 

 

 

 

 

 

 

ベルギー戦

負けたとは言え とても立派だった

精悍に駆け抜ける選手のカッコいいこと!

日本中を熱狂に巻き込んで

たった一個のボールをめぐって

これだけ日本中の人々を楽しませて元気にしてくれた

知らない人同士が全部つながっている

2:0 もう勝ちに行くのかもと思った

悔しいかもしれないけれど

応援した者にとっては爽やかな満足感さえある

いいなぁ

文化は人間の心を元気にする と心理学者の河合隼雄さんは言っていた

スポーツや音楽、文学、絵画 など人の心に勇気をくれる

ワールドカップの日本代表には酔いしれた

サッカーのことはオフサイドのルールさえ良く分かっていないのだけれど

分かって居なくても面白い

日本代表のこれ迄の苦しい練習と努力は実った

ほんとに立派だった

ありがとう