栗原小巻さんの映画

昨日、テレビに出演されていたので思い出した

中国映画「入泉村の子」と言う映画があった

岩波ホールの当時支配人であった高野悦子さんが

良い映画を紹介するために奔走されていた

知名度が低くて映画館での上映が少なくても

良い映画がたくさんあるのだと

天声人語に書かれていたのでさっそくビデオを見た

ほんとに感動した

泣きながら見た

人間が生きること、親子の情愛のこと

小巻さんのお母さんと大人になった息子中国の高僧と

すごかった

泣いた

その時高野悦子さんの著書も読んだ

文化とか、たかが映画と思ったその映画のことなど

心が豊かになったように思った

その後新神戸オリエンタル劇場で上映されたので

やっと大画面で見ることができた

情感のこもった物語を見てもう一度改めて感動した

映画が終わって場内が明るくなると

観客は泣きはらして目を真っ赤にしていた

いい映画とは凄いものだ

 

きっと20年くらい前のことかもしれない

今はビデオ屋さんで借りようにも、もう取り扱いは無いようだ

残念だ

 

映画は娯楽かもしれないし

小説にしても娯楽かもしれない

でも心に響く共鳴できる内容であれば

それは生きることに勇気を与えてくれる

 

もう一度「入泉村の子」を見たい と思った