在宅死
出来れば在宅で死にたい
病院でパイプに繋がれて最期を迎えることは出来ればしたくない
19日の新聞に
四万十市で在宅死を看取る医師のドキュメンタリー映画が完成した
と言う記事が載っている
「四万十~いのちの仕舞~」
四万十の折々の風景、
いい仕舞いとは何か
人のいのちも自然の中のもの
小笠原望医師を撮った映画が
高知、大阪、神戸 で劇場公開されるそうなので
見たいと思っている
私の祖父も祖母も自宅で亡くなった
祖父は最期まで家族を一人一人枕元に呼び寄せて
話しかけてくれた
静かに逝った
祖母は明け方いつものように母が「おはようございます」と部屋に行くと
まだ身体が温かくて眠っているようだと思ったそうだ
往診に来てくれた医師は大木が枯れるような死に方と言った
人間の尊厳を持ったまま死んでいきたい