IPS 今度は心臓
iPSで心臓の臨床研究が始まると言うニュースを新聞で読んだ
自分も回りも今のところ該当者はいないけれど
病気が治ると言う話は嬉しい
夫は癌で亡くなった
その時のことは一つ一つの出来事の全てが悔やまれる
ああすれば良かった、こうすれば良かった
あれはしなければ良かった
だんだん弱っていく夫のことを思い出しては今でも辛い
診断の最初から2.3か月しか生きられないとドクターに告げられた
あの時「明日のない今日を生きることはできない」 と思ったものだ
夫の気持ちを支えようと思った
病人にとって治る ことが一番の希望だから
治す方法がないと言う絶望を
それでもその日々をちゃんと生きなくてはならないから
本人も私もほんとに辛かった
民間療法をいろいろ試して
そこに希望をつなげて頑張った
癌は新しい治療が出来ている
今なら夫の病も治せたかもしれない
とうとうiPS細胞で、心臓の臨床研究が始まる
心不全が治る
ほんとに嬉しい
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