界面活性剤のこと

私の手はいつも荒れてザラザラしていました。

子育ての頃は主婦湿疹でひび割れができて泣きたいほど痛かった。

寝る前に保湿クリームなどを塗ってごまかしていました。

 

 慶應大学病院の(定年退官なされた)近藤誠先生の 

「クスリに殺されない47の心得」

「医者に殺されない47の心得」

を続けて読んだのですが、ちょうど私の悩みについての解答が書かれてありました。

ボディソープ、シャンプー、リンス、乳液、クリーム、基礎化粧品、のほとんどに界面活性剤は使われています。

汚れは良く落ちますが、肌本来の油分(皮脂)を奪い過ぎてトラブルの原因になっている。本来の肌を荒らします と。

 

 5月のこと、顔が痒くなり、赤く、熱く、ザラザラになり、

行きつけの内科で取りあえず蕁麻疹の診断で塗り薬などを頂いた。

その時ふと原因は化粧品ではないかと思ったので、化粧落としのコールドクリームの使用を止めた。

代わりにスクワランオイル(化粧用のオイル)で化粧を落として更に微酸性次亜塩素酸水(手指の消毒、歯磨き後のうがいに使っている)で拭き取った。

近藤先生によれば、天然の油、例えばオリーブオイルや馬油が良いと書かれています。

後は洗顔用の石鹸を仕方なく少し使いました。

 

3日目、痒みが消えて、ツルツルの肌を取り戻しました。

今も同じやり方を続けています。

 

手荒れについては、食器洗いは中性洗剤ではなくて、酸素系漂白剤の過炭酸ナトリウムを使い、何でも石鹸で手を洗っていたけれど、石鹸の使用は止めました。

それからすぐ手はツルツルになりました。