ビゴのパン

ビゴさんは日本にフランスパンを教えたフランス人です

ビゴの店を開業する前は

ドンクでフランスパンを教えていたそうです

 

私は朝食もご飯党だった

ところがビゴのパンが手に入るようになってから

朝食はパンを食べるようになった

フランスパンは硬いけれど

ギュッと噛みしめると小麦そのものの味がする

単純な味だけど、それがすごく美味しい

日本経済新聞はビゴのパンを”日本で一番美味しいパン”と紹介していた

私もそう思っている

日本中のパンを食べた訳ではないが

これを超えるパンは無いだろうと確信している

最近は丸い形のブールを買う

皮は硬いけれど中が柔らかい

ほんとうに美味しい

 

5・6年前に芦屋のビゴ本店でパン作り教室に参加した

その日はシュトーレンとパネトーネと

おまけにロールケーキ(確かバタークリーム)まで教わった

ビゴさんも直接教えてくれた

小柄な、目の鋭い方だった

日本語が達者で冗談を言う努力をされていた

洋酒に漬けたドライフルーツはとてもリッチでそれを惜しみなく贅沢に使う

美味しくない筈がない

店の職人さんが丁寧に教えてくれた

 それまでシュトーレンと言えばフロインドリーブだったが

今はドンクの方が癖がなくて誰にでも好かれる味のような気がする

パネトーネもほんとに美味しい

 

でもビゴさんの一番はフランスパン

それも菓子パンとか何か色々手を加えたりしていないパンが一番美味しい