山崎豊子

2年前息子が「不毛地帯」を「読んだから」と言って貸してくれた

長編だけれどもあまりの面白さに一気に読んだ

 

今日、ある主婦の勉強会に行った

大阪言葉の良さと言う話題から谷崎潤一郎の「細雪」がいいと言ったら、

ある人が山崎豊子の「はなのれん」が船場の大阪ことばでいいからと教えてくれた

 

不毛地帯」を読んで戦争の残酷さを分かった

戦争反対とかそんな言葉で言うだけではとても戦争を理解はできない

この小説を読めば戦争のむごさが分かる

小説とはこんなに凄いものかと思った

作者の激しい感情が見えた

 息子は次は「二つの祖国」を薦めてくれている

 

沈まぬ太陽」も随分前に読んだ

この本も闘っていた

 

きょうの勉強会から花のれんを読んでみたいと思っている

不毛地帯とは違う世界のようだけれどやはり闘っているのだろうか

山崎豊子は晩年も中国の残留孤児を支援していた

信念を持っておられたようだ

 

こんなにも一生懸命に生きた人かと仰ぎ見る気持ちだ