成人式

天声人語に成人式の始まりについて書いてある

1946年11月敗戦で沈んだ街を盛り上げようと

埼玉県蕨市青年団が祭りを開いてその式典を成年式と呼んだ

3日に渡って音楽や漫才、野球大会でにぎわったと言う

蕨市城址公園にある石碑には

「青春

青春とは人生の或る期間を言うのではなく心の様相を言うのだ

人は自信と共に若く 恐怖と共に老ゆる」(米詩人ウルマン)

と刻まれてあるそうだ

 

青春真っただ中の新成人は

これからの人生にどんな希望を託したことだろうか

 

豊かな社会になって昔に比べると一人前になることが遅いと言われる

河合隼雄先生とばななさんの「なるほどの対話」の中にその話題が出てくる

「成熟するのが異常に遅い

感覚として10年引いたくらいの年だ」と

 

実は息子が留年した時も担任の先生が同じことを言っておられた

「自分の息子も大学生と言うのに高校生の真似をして茶髪にしていたり

昔の自分の世代から考えると幼い」と

 

そんな訳でゆっくりでいいからね

良い人生を見つけてください

きっと楽しいことや幸せなことがいっぱいあります