お見舞いに
再発した癌のために入院している勉強会の先輩のお見舞いに行って来た
お嬢さんがいらして
この2~3日で容体が少し進んだと言っておられた
去年の11月には歩いてバザーに来て下さったので
寝たっきりのKさんにお会いするのは少し悲しかった
もうご家族は覚悟されている
目は開いているけれど、どれくらい見えるかわからない
食事はされているそうだ
その精か顔には力があって、しっかりされていた
色んなことを話しかけたところ、ウンと言ってくださった
聞こえていると確信した
人間は最期に目は見えなくても耳は聞こえると言われる
Kさんはもうとても悪いけれど聞いてくれていた
Kさんからたくさんのことを教わった
普段私は一人で生活しているから、一人分のおかずを頂いたことがある
美味しくて本当に嬉しかった
勉強会で家計簿のつけ方も教えて頂いた
「これで老後は安心」と言っていた
病室を出る時お嬢さんに挨拶をして
寂しくてたまらなかった