夢を見た
ゆめの中で私は車を運転している
道路が真っすぐに行く道と右に行く道の分かれ道に来た
私はどっちに行くのか分からない
何のためにどこに行きたいのか分からなくて
良く考えもしないでUターンして、来た道を戻りかける
そこは2~3mくらいの崖がある
崖の下はのどかな砂浜で、海につながっている
断崖絶壁と言うほどの崖ではないのだが
そこから脱輪しそうになった
瞬間、私は車を自分の手で持って(やはり夢ではある)落下することはなかった
崖の下から漁師さんのような人たちが数人「大丈夫かーぁ」と声をかけてくれた
夢はその人の状況が分かるから
あまり他人に話すなと言われる
もしかしたら、私は今どこを向いて毎日を生きているのか
分からなくなっているのだろうか
脱輪しそうな危機感があるのかもしれない と思った
けれども、考えようによっては、脱輪の危機を超えたのかもしれない
それにしても、前に進むでなく
Uターンするとは効率が悪いではないか
等々考えた
亡くなった河合隼雄先生の著書は
専門家ではなくて私のような普通の人にも分かりやすい
夢分析や箱庭、人生哲学のあらゆることを教わった
読み切れないほどの著書を揃えて置いている
お元気な頃は先生の話が聞きたくて講演会の追っかけもした
心に沁みる話しをたくさん聞いた
私はそこにたくさんの叡智を学んできた
ところで、私が崖から落ちそうな夢のことはどう解釈できるのでしょうか