慰霊の日

闘病中の翁長知事は平和宣言で

戦後73年が経ってもなお沖縄は

県民が過重な負担に苦しんでいることを訴えた

中学校3年生の相良さんと言う女子生徒さんは

「平和の詩」で「当たり前の生活を送ることが平和だ」と自作の詩を詠んだ

「生きる」と力強い言葉で訴えた

 

私は一度も会ったことのない叔父さんを沖縄戦で亡くしている

一緒に住んでいた祖母が時おり話してくれた

父の弟で優しい穏やかな性格だったと言う

祖母はもう長い年月の間にその悲しみを受け入れている様にも見えた

しかし親は、母親は決して悲しみを忘れない

祖母の悔しさや悲しみを 私はかけらも理解してはいなかった

当事者でない者は無責任だと思う

日本人は皆当事者であるのだけれどそれを忘れている

せめて「慰霊の日」に20万人の亡くなった人達を悼み

また、日頃から翁長知事が 米軍普天間の飛行場を

辺野古への移設に反対と訴えていることに心を向けるべきだと思う