最期は

勉強会のメンバーの一人が去年夏の頃体調を崩した

その何年も前に癌があったものの食養生で良くなっておられた

玄米や他にも滋養になる食事をされて居たようだった

年末にはバザーにも顔を出してくださった

 

掛かりつけの医院が近いこともあって

最期は自宅でと言う選択をされたと聞いた

お嬢さんが3人いて、家庭を持ってはいるが近くに住んでいたため

お母さんを看てきた

ご主人も要介護状態のためショートステイを利用したり

家に戻る時は近くのお嬢さん宅で過ごされたようだ

お見舞いに行った

オレンジを絞ってピュレを作って、食べてもらおうと持参した

お嬢さんから「昨日入院した」と告げられた

日に何度も病院には行ってるようだ

 

私も在宅で最期を迎えたい

往診してくれるドクターがいて

身の回りのケアをしてくれる人がいて

その条件があれば、できるのではないか

最新の治療をしないで

それでも痛みとか苦痛は和らげて欲しいと願う

 

私の祖父母は自宅で亡くなった

その時のことを思い出す

家族に囲まれて良い死に方だった

祖父は半身がマヒしたから脳梗塞か脳溢血でしばらくは床に臥せていた

祖母は老衰だった

朝、母がいつものように「おはようございます」と

部屋に行くと返事がなかったと言う

 

祖母のように逝きたい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

空き家が多い

今日はいつもの勉強会に行った

今年度の課題を  ”家計簿の食費について、日々の決算をしましょう”  と決めた

1週間、ひと月、とまとめてやるのではなくて

日々予算を守っているかどうかチェックすることになった

他にすっきり暮らすために、要らない物を整理して捨てようと話した

 

帰りに同じ会員の方に、忘れな草の苗をもらうよう頼んで

家までついて行った

道中 気持ちの良い春の光の中を歩いていると空き家と思われる家が何軒もある

きれいな春の花が咲いている家々の隣りに、

枯れた枝や草花の家は明らかに人が住んでいる気配がない

「子どもは一緒には住めない、社会人になって家を出る

親は年を取っていく

亡くなったり、売りに出したりして空き家になっている」と教えてくれた

住む家が余って来ていると新聞で読んだが、

私が住んでいる地域でもそんなことが起こっているらしい

 

その方の庭は花いっぱいのステキなお庭だった

忘れな草は今年は早く花を付けたそうだ

ブルーとピンクと白い花が咲き始めていた

その苗を頂いた

嬉しくて、すぐに我が家の庭に植えた

 

 

 

 

 

 

 

水漏れ

築35年の5階建てマンションの1階に住んでいる

昔の住宅都市整備公団で今はJSになっている

壁はコンクリートに直に壁紙を張ったような粗末な作りで質素だけれど、

広くて立地が良いので 今も機嫌よく住んでいる

ところが・・・

今日、2階の方がやって来て廊下の物置の天井の左上に水漏れしている

お宅は大丈夫か と言われる

幸い我が家は水漏れしている様ではなかった

JSの工事担当の方が2階の水漏れを見に来た

どうやら同じようなことが何軒か起きているらしい

35年も経てばやむを得ないのだろうか

 

集合住宅は難しいこともある

35年も経ったのでここでも高齢化が進んでいる

それでも管理組合や自治会の運営は、なされなくてはならない

建物も古くなり修繕も必要である

土曜日は役員の方が遅くまで話し合っているようだ

住み良い団地、コニュニティーにしましょうと考えてくれている人もいる

規約で禁止されているけれど犬を飼っている人もいる

大音響のテレビの音がうるさかったりする

それでも長く住んで買い物にも便利で電車やバスの足の便が良くて

私は機嫌よく住んでいる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お家クリーニング

天気が良いので 冬のコートを洗濯した

ウールの7分丈だから大きくて重い

普通はクリーニング屋さんにお願いするところだが

家で自分で洗濯できる

 

 

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もう30年くらい前に知り合いが紹介してくれた

今はこの”ハイベック”だけでなく違うメーカーからもたくさん出ている

その違いは分からないが

私はお家クリーニングの元祖とも言える”ハイベック”を愛用している

むしろクリーニング屋さんよりきれいになる

クリーニング代より安い

そのため コートも洗うようになった

付け置き5~10分

すすぎは1回でよくて

その後少し糊をする

とってもきれいになる

洗濯機と風呂おけを使って

手順良く出来るように水を張って準備して置けば難しいことではない

 

昔 息子が学生服を譲ってもらった

クリーニング屋さんから戻ったばかりの学生服が

洗剤の精かと思うけれど袖が通らない

ピタッと張り付いていた

何かネトッとついていた

もう一度家で洗濯をして着用した

 

汚れが取れないこともあった

 

今は家では無理と思われる物だけをクリーニング屋さんにお願いして

少し手間はかかるけれど自分で洗うことにしている

 

 

 

 

 

 

 

大谷翔平選手

この惑星の人ではないとまで言われる成績で絶好調である

カッコいい

 

私は中学生の頃 地域の対抗試合でウグイス嬢をしたことがある

「4番 ピッチャー大谷君」とか言って選手をアナウンスする

そこで付きっ切りで野球を教えられた

お蔭でルールが分かった

お蔭で女子のソフトボールも楽しんだ

 

今、サッカーの人気が高いようだけれど

私はルールが分からないため楽しめない

オフサイドが分からない

代わりに野球とアメリカンフットボールが面白い

考えて見るとどちらもアメリカで人気のあるスポーツだ

ラグビーはイギリスの

サッカーはヨーロッパの と言うか世界中で人気のスポーツかもしれない

そのラグビー、サッカー ではなくて

私は野球とアメリカンフットボールのファンだ

野球は甲子園の近くに住んでいたからナイターを見に行った

その頃 田淵幸一の時代だった

夫は甲子園で巨人の応援はするなと私に教えた

殴られるそうだ

甲子園球場は異様な熱があったから一緒になって面白がった

巨人、大鵬、卵焼きの時代でもある

しかし敢て巨人ではなくて阪神である

見事に負けてくれた

たまに強い巨人を負かすところが愉快痛快

 

その後プロ野球は変わったが 

相変わらず面白い

 

 

 

 

 

 

 

 

 

子どもの言葉

4日の天声人語に3歳児の言葉が紹介されている

飛行機雲を見上げて

「ひこうきが、お空にらくがきしてる!」

夏の日に朝顔を見て

「あさがおってどうして朝だけさくの。

ひるまになると小ちゃくなっちゃうよ。

早起きしたからおひるねしてるの」

心が対象と一つになってる姿が、詩人と共通しているように思える

と今井和子さんの著書『子どもとことばの世界』に書いてあると言う

 

児童館でしばらくお手伝いをした

こちらは1年生から4年生までの小学生だったが

私も彼らの言葉に何度も感銘を受けた

例えば「先生 何歳?」と聞いてくる

「百歳だよ」と答える

ある子は「イッヒ イヒヒ イヒヒ」と笑う

ある子は「冗談でしょう」と言う

そうして「ほんとうのさい(歳)は何歳だ?」と言う

ほんとうのさい だなんてすごく分かる

可笑しくてたまらなかったが、ピッタリでその心は分かり過ぎる

言葉とは自分の気持ちを相手に伝えるためにあるのだから

これはもう十分に満点だと思った

 

幼い詩人たちの言葉は心をそのまま真っすぐに伝えてくれる

何て楽しいことだろう

 

筍の季節になった

夫は私が炊く筍が大好きだった

自分で大きな筍を買って来て炊いてくれと言ったこともある

 

私は薄揚げを入れて炊く

母(姑)はかまぼこと炊く

料理の本はわかめを入れた筍を紹介しているが

我が家は薄揚げか、かまぼこで炊く

 

かつおと昆布で取った美味しい出しさえ使えば

後は 砂糖と醤油、みりんを少し入れて、ただ炊くだけである

ご飯に合うように少し濃いめの味にする

作り置いてあるいかなごくぎ煮

今日は鯛のアラ煮を炊いた

わかめの味噌汁を作って

まるで料理屋さんの食事のようだ

鯛のアラは59円だった

 

他に筍煮はこの季節の豆ごはんとも良く似合う

 

筍を焚いて夫を思う

それにまつわる諸々のこと

生活の中のそこかしこに

夫は一緒に居てくれると言う気がする