寂聴さん
95歳の寂聴さんの「残された日々」を読んでいる
釈迦伝によれば、ルンビニーの園でお誕生になられたお釈迦さまは
立って四方に歩まれ、右手で天を、左手で地を指し
「天上天下唯我独尊 」と言われたと
寂聴さんはその意味を
「天にも地にも自分の命はただ一つで尊い」と解釈した
他の人の命もただ一つである
従って
「その命を殺してはならない、殺させてはならない」
と言うのが仏教の根本思想だと信じている
自分が大切であるように
他人も同じように自分が大切である
京セラの稲盛さんの著書にはその事がずっと書かれてある
利他の心で生きることを繰り返し言っている
読後は爽やかで気持ちが良い
寂聴さんの朗らかさや
稲盛さんの生き方の気持ち良さに 心打たれる
そんなように私もありたい